事業概要

「和」の伝統文化を受け継ぎ、お値打ちの価格で

創業1963年。4.5坪の「がんこ寿司」を発祥に、和食の伝統文化を大切にしたフードサービス事業を展開してきました。企業として異例の人数となるたくさんの本格和食職人が在籍。自社で独自開発した調達、物流網で店舗に食材を届け、「こだわりの味」を「おもてなし」の伝統を学んだスタッフが提供する。そんな業態を幅広く手がけています。歴史ある屋敷を改装し、料亭さながらの「しつらえ」でリーズナブルに楽しめる「お屋敷シリーズ」が、当社を代表するフラッグシップ店舗になっています。

DATA
事業規模 直営店舗約90店 グループ全体100店舗
従業員数 3,530名(男性1,230名、女性2,300名)
売上高 グループ連結230億円(2016年7月期)
グループ会社 がんこ商事株式会社
株式会社にし家
株式会社リトル沖縄オーバーシーズ
グランドスケープ株式会社
株式会社グリーンダイニング

つくる

  • 食材調達

    本当にうまいものを安く…これを究めようと思えば、食材をただ市場から仕入れてくるだけでは限界があります。そこで生産者のみなさんとフレンドシップを築き、共につくりあげる姿勢での調達に挑戦。すでに国内に多数の場所で営む「がんこ農園」をはじめ、「がんこ熊野産生本まぐろ」や「がんこ鯛」など多くのオリジナルブランドも生まれています。生産者のみなさんに「あの人のためにいいものを…」と丹精込めていただけるような関係をつくることが、隠し味です。

  • 物流

    創業者の「日本料理だからといって日本産だけで作るのがうまいとは限らない」という想いを元にグローバルでの商品調達網を確立しています。食材ごとに適切な温度管理や加工プロセスをマネジメントした上で、商品センターを通して適切な納期で全店舗に届けられます。センターには豆腐やお土産など自社製品の生産工場も併設しています。

  • 調理

    チェーン店としては珍しい、本格の伝統技術を受けついだ和食の調理人300人以上を擁する体制で、最高の技術で料理を仕上げています。「かつらむき」などの包丁の基本技術から習得し、「飾り包丁」などのおもてなし技術なども磨きあげ、社内の調理コンテストで競い合う風土もあります。

  • 接遇

    和服を着用した際の立ち居振る舞いから接遇マナーまで、茶道をたしなみ、日本伝統のおもてなしの所作を学んだスタッフたちが、元気さと奥ゆかしさをしっかり使い分けて接客。調達・調理と手間をおしまず仕上げてきた料理を最高の状態でお出しできるよう努力を続けています。接待の場として自信を持ってお選びいただけるクオリティが評判です。

ささえる

  • 企画・開発

    季節ごとにかわるグランドメニューやキャンペーンイベントの企画、新しい店舗のデザインなど店舗の武器となるものを企画していく部署です。店舗独自の裁量でメニューやイベントを実施する際もできる限りのサポート。店舗と寄り添いながら、「どうすればお客様によろこんでいただけるか」を共に考え抜いていきます。

  • 店舗運営

    マネジメント、数値管理、人材育成など商売人としてのセンスを磨きながら、フードビジネスを究めています。最新のビジネススキルを学びつつも、人と人が血の通った関係によって絆を結び、仲間が力を合わせることで生み出せる価値も忘れない。人が人をおもてなしするサービス業の楽しさと素晴らしさを創業以来受け継いでいます。

  • システム

    店舗でのPOSなどにより注文と会計、勤怠管理、在庫管理や受発注管理など、店舗運営が効率的にすすめ、人が人でしかできないサービスに集中できる環境を構築していくセクションです。店舗に新しいシステムの使い方を伝えたり、現場の声を聞きながら、新たな機能を検討するなど日々最新のノウハウを採り入れていきます。

  • 研究

    気づきサイエンス研究所を社内に設け、現場のマンパワーだのみになりがちな外食産業のサービスづくりを科学的・工学的アプローチで研究。国立研究開発法人産業技術総合研究所や神戸大、青山学院大、近畿大学など外部との共同研究も進めています。

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